接客の心得
30歳も超えて、寒さが痛みに変わってきました。
皆様、この真冬をどうお過ごしでしょうか?沢田です。
あまり褒められた話しではありませんが、私はこれまでにたくさんのバイトを経験してきました。その中でも若いころから好んで選んでいた仕事が「接客業」でした。
お客様をもてなす、その振る舞い、奥深さ、楽しさにはまっていったものです。最近、残念なことに自分の満足いく接客を受ける機会が減りました。それはたんに、自分が年を重ね、愚痴っぽくなった、他人のあらを見つけるようになった、など理由はさまざまあると思います。
しかし、先日プライベートで飛行機に乗ったときのこと。キャビンアテンダントは接客業でも花形中の花形、と思っていた姿とは裏腹に、その機内の半数のキャビンアテンダントの口元に笑みがありませんでした。お客さんの質問にも淡白に答えている姿は、自分の想像していたものとは差がありました。
私の好きな接客業は、関わるお客様の一期一会のそのひとときを華やかに演出するエンターテインメントであり、自分のファンを増やすための手段であり、難しくもやり応えのある職業でした。しかし、昨今なかなか「その人はすてきだ!」と思える店員、乗務員に出会えない寂しさを感じます。
長く語ってしまいましたが、えらそうに書いている私も、別に接客のスーパープロフェッショナルと胸をはれるわけではありません。あくまで個人の好みの話しです。
ですが、人の振り見て我が振りなおせ。私自身が未熟だからこそ、まだまだ接客を極めたい、と思う飛行機の出来事でした。